▼ あなたはこの書店で、希少な本をさがすべきだ。

え!
あの書影は…!?
待っ……!
ああ、行ってしまった。

錆びた金属製の、大きな看板がよく目立つ店だ。

ガラスのドアの前に、たたき売りを謳ったラックが置いてある。
今は均一に色褪せた本たちは、以前はきっと豊かな色彩だったのだろう。

やさし気な老人が、こちらを見て少し腰を曲げた。
店主だろうか?

まさか絶版が手に入るなんて。
セールのラックの中にあったせいで焼けてはいますが、とても嬉しいです。
よかったね。
なかなかの目利きじゃないか。

思い立った時にでも、この書店に訪れるべきだろう。
あなたの求める物語に必ず出会えるはずだ。

店の奥も覗いてみてはどうだろう。
確かに暗く、立ち寄りがたい雰囲気ではある、が、どうか好奇心には逆らわずに。


※書影をタップ・クリックすることで作品ページに遷移します。

【 書籍一覧 】

書籍 No.03
提供:キムチ鍋食べたい。様

書籍 No.02
提供:葉月リリア様

書籍 No.01
提供:もちゃ様

【関連施設】

郵便局


error: Content is protected !!